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血糖値を抑える菊芋

菊芋は最近注目を集めるようになってきた植物です。一応、芋という名前がついてはいますが、キク科の植物です。どうしてこの菊芋が注目されるようになったのかといえば、血糖値を下げる効果があることがわかったからです。ヨーロッパでは血糖値のほかにも、高血圧や動脈硬化といった血管・血液系の病気の改善や、肥満対策・老化対策にも有効な植物として薬用植物として認定されている国もあります。

 

菊芋に含まれるイヌリンという成分が血糖値の改善に有効なのだそうです。このイヌリンは水溶性の植物繊維のひとつで、体内に吸収されることはほとんどなく、そして体内の酵素の働きで「フラクオリゴ糖」に分解され、腸内で善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれる役割があります。フラクオリゴ糖が作られると結局血糖値が増えそうに思いますが、カロリーが低いので血糖値への影響が少なく、また腸内の食品を絡め取って排出するため、腸内で糖質や脂質が吸収されるのを妨げます。そのため、食後の血糖値の上昇が抑えられるようになるとされています。

 

実験では、菊芋の摂取によって血糖値やヘモグロビンA1cの値が下がったという報告があり、また血圧・中性脂肪・血中コレステロールなどの数値も正常に近づくということで、全身への効果が見られます。自然食品として副作用の心配がないこともメリットです。
とはいえ、粗悪品も出回っているようですから、良い品質のものを選ぶようにしましょう。